今決済?
いや、持ち続ける?
決済のタイミングにイマイチ自信が持てなかったので師匠に質問してみました。
「師匠!決済タイミングに自信が持てません!」
そこで師匠に教えて頂いたのが、
リスクリワード!
・・・え、リスクリワードって何?
まさか、もう既に習ったやつ?
忘れてる!?
とりあえずググってみました。
勝率よりも「リスクリワード・レシオ」
いろんなサイトを調べたら「リスクリワード・レシオ」という単語で出てきました。
師匠が言うのはおそらく「リスクリワード・レシオ」の事だと思います。
FXをやる上で「勝率」ばかりに注目されがちですよね?
でも例えば、こんな場合はどうでしょう。
Aさん | Bさん | |
1回目 | +2万円 | +5万円 |
2回目 | +1万円 | +6万円 |
3回目 | +2万円 | ー2万円 |
4回目 | +1万円 | ー2万円 |
5回目 | ー6万円 | ー2万円 |
勝率 | 8割 | 4割 |
収支 | 0円 | 5万円 |
このように
Aさんの方が勝率は良いですが、利益はBさんの方が大きいです。
勝率が出ていても利益が出ているとは限りません。
そこで、リスクリワード・レシオの考え方が大切になってきます。
「リスクリワード・レシオ」は損小利大
リスク・リワードレシオの定義は
「平均利益額」と「平均損失額」の比率
です。
先程のAさん、Bさんを見てみましょう。
Aさんは
「平均利益額」=(2万円+1万円+2万円+1万円)÷4回=1.5(万円/回数)
「平均損失額」=6万円÷1回=6(万円/回数)
そして
「リスクリワード・レシオ」=「平均利益額」÷「平均損失額」=1.5÷6=0.25
となります。
一方、Bさんは
「平均利益額」=(5万円+6万円)÷2回=5.5(万円/回数)
「平均損失額」=(2万円+2万円+2万円)÷3回=2(万円/回数)
そして
「リスクリワード・レシオ」=「平均利益額」÷「平均損失額」=5.5÷2=2.75
となります。
このようにリスクリワード・レシオが「1」を下回るものは良いトレードとは言えません。
つまり、リスクリワードが何かと言うと「損小利大」の考え方を示します。
勝率では無く、損失を抑えて利益を大きくする!!
(損小利大の事はよく師匠が言ってたわ・・・w)
どこで利確してどこで損切りするか
師匠が言いたかった事は損小利大の考え方に基づいて、どこで利確してどこで損切りするか。
たとえ負けの回数の方が多くても、損失を抑えて、大きな利益を確保する事が大切です。
今回の場合は問題としていたのは決済のタイミング。
つまり利確のタイミング。
その利確のラインをどこに置くかです。
例えば、
5万円分下に損切りラインを引いたのに、3万円分上に利確のラインを決めたとします。
これでは、勝率は良いかもしれませんが「リスクリワード・レシオ」は「1」を切る数字になってしまいます。(3万円の値動きの方が起きやすい)
損大利小です。
そうではなく、3万円下に損切りラインを設置し、5万円上に利確のラインを決める。
勝率はよくありませんが「リスクリワード・レシオ」は「1」を超える値が望めます。
損小利大です。
これからトレードをする時は
①損切りラインを決める
②利確ラインを決める
もちろんルールには乗っ取りますが、早めに利確してしまう事は損小利大に反します。
論理的なルールを更に洗練させてトレードに臨みたいと思います。
(え、今日おれめっちゃ真面目な事言っとるって?)